こんばんは!
健太郎です!
Northern19
結成15周年目
6th Full Album
発売からすでに10日ほど経ちました。
皆さんもう聴いてくれましたか??
前作2ndミニアルバム
"PRESENCE"をリリースしたのが2年前2015年の9月16日
フルアルバムとしては2014年6月25日リリースの5th"DISCOVERY"以来
約3年ぶりのフルアルバムっすね。
いやぁ、こうしてちょっと振り返ってみただけでも、本当に時の流れは速いね〜!
思い返してみると本当に濃い時間を過ごしてきたなって思う。
今回の"LIFE"は今までも色んなとこで何回も話しているけど、今年15周年目のリリースに向けて少しずつ準備が始められていた作品。
去年1年間通して全国各地で毎月19に催した企画、『毎月19日はノーザンの日』に合わせ、各月に一曲新曲を製作・発表してきた12曲と、新たに4曲の新曲を加えた全16曲収録のフルアルバム。
去年1月19日の企画初日の池袋MANHOLEで発表した曲"CLARITY"(今作の11曲目に収録されてる)。
この曲の製作をしてたのが2015年暮れだからね。
そこからずーっと曲作りの手を休めることなく、もちろんライブもガンガンにやりながら駆け抜けた2016。
なぜ今作のタイトルを"LIFE"と名付けたかというと、
2015年後半からずっとやってきたことそのものが、まさに自分達の"LIFE"そのものだったからであるし、
それだけじゃなくて、考えてみるとオレ達19歳でNorthern19を結成してからこの15年間、ずっとこの"LIFE"を続けてきたんだよなって、そう思ったからです。
"LIFE"って英語、この言葉は凄いよね。
辞書で調べると、人生、人命、生命、人、生物、生涯、一生、寿命、生活、暮らし、この世、実物、活力etc......
凄く様々な意味を持ってる。
この言葉の語源、
古期英語では
"存続"
なんだってさ。
今作にこのタイトルをつけて、本当に良かったなって思った。
20代の全てをバンドで駆け抜けてきて、オレ達は今年34になる年。
結成当初は15年先のこと、ましてやこのバンドを15年もやるかどうかなんて、そんな人生プランは持ってなかった。
そりゃもちろんずっとこのバンドをやっていける人生だったらいいなぁ〜、とかそういうのは漠然とは思っていたと思うけど。
あくまで本当に漠然とした願望でしかなかったよね。33歳になった自分や自分達のこと、その頃にはどうしてるのかなぁ〜なんて、想像もつかなかった。
実際には、本当にあっという間の約15年間。
いや、その間には様々な、
さっまざまな事があったよ。
本当に色々あった。
そりゃそうだよ、誰にとっても15年なんて長い月日があれば色んな事があるもの。
だけどよく考えたらね、
俺は18歳で実家を離れたわけだから、それまでの自分の人生で一番付き合いの長い人間、
つまり自分の親や兄弟とだって18年しか一緒にいなかったんだなって(そりゃ離れても家族だから付き合いはずっとあるんだけどね)。
で、それに迫るくらいの、
15年という月日。
これを、自分はNorthern19として続けてやってこれたんだなって。
知治と馬場君と共に、
それ以外にもたくさんたくさん、本当にたくさんの人と共に、いつもめちゃくちゃお世話になりながら、メンバーチェンジも一度もなく、ここまでやってこれたんだなって。
15年も近しい距離感で同じものを一緒に続けてきた、そういう関係の人って、自分の人生の中で友達とかにもいないし、もうホント、家族なんですよある意味。いわゆる家族とも、友達とも、仕事仲間、でもないけどね。他に呼びようがない。でも、家族に近いというか、うん、もう家族っていうジャンルでもいいんじゃないかな。
いや、でもこれは
これが"バンド"なんだな。
なんかそんな事を考えてたら、なんか凄い誇らしくてね。
Northern19が、自分の人生が、周りにいる人や今までお世話になった人とか、全部全部がとても愛しく思えてきてね。
なんだか死ぬ間際の走馬灯みたいな文章ですが。笑
いやでも本当にそんな風に思えるんですよ。
まぁそんな大袈裟に言わなければ、
オレ、なかなかやるじゃん。オレ達なかなかやるじゃん。みたいな。笑
単純にこれから自分の人生においてこれそのものが自信になるっていうか。
まさに誇りに思うもの。大切に思うもの。
と同時に恵まれてるなって、本当に。
自分達は本当に恵まれてきたし、今もとても恵まれてます。周りにいる全ての素晴らしい人達のおかげで、そういう人達がノーザンを想ってくれているおかげで、今もこうしてNorthern19はここに立てているんだと、凄く幸せに感じます。ありがたい。感謝しかないです。
やりたいことをやる。
誰もが一度きりしかないこの人生。
その中でやりたいことをやって、やりたいように生きる。
そりゃ当然でしょって思うかもしれない。
でも、その中で一つのものを貫く、続けていくっていうのはなかなか難しい、かもしれないよね。
時代も変わる
価値観も変わる
街も変わる
人も変わる
自分も変わる
変わるもの/変わらないもの
変えないもの/変えられないもの
変えたいもの/変えたくないもの
色んな事が起こる
色んな事を選択して
生きていく。
人は一人きりじゃ生きられない
時に手を取り合いながら
時に利害を一致させながら
時に誰かを傷つけ
自分も傷つきながら
悩みながら迷いながら悲しみながら苦しみながら失いながら忘れながら諦めながら許し許されながら
それでも欲しいものを
求めるものを
望むものを
生きる喜びを
一分一秒
一寸一秒
先の未来に想いを馳せて
あ〜、なんだかすいません、気づいたらやたらと超スペクタクルな話に突入していってしまいました。笑
なんだろな、兎にも角にも
そんな自分達の今までの全部が詰まった
詰めこんだアルバム
"LIFE"
本当に良いアルバムです。
是非、末長く愛してやってください。
願わくばあなたのその掛け替えのない"LIFE"の一部となれますように。
言うてもね
言うてますけどもね!
今年のこの15周年目っていうのも、ただの通過点に過ぎないんですよ。
自分達が15年もやってきたんだ、凄いだろうとか、
もう十分だよなとか
そんな気持ちはミジンコもありませんからねっ。
もっと長くやってる、もっとカッコ良い、もっと凄まじい次元のバンドや、そういう生き方をしてる人、
たっっくさんいますからね。
自分達も負けてらんないっていうか
ナメンなよみたいな気持ちもあるし
これからが一番面白くなる
これからが一番いいとこなんすよ
なんかここにきて、すげー気持ちがPRIMALYになってんす。
自分らしさ、自分達らしさの奪還、表現、証明。
それを恐れずにしたい欲。そんな感じなんす。
ダラダラとそんな面白くもない話を、ついついし過ぎてしまいました。すいやせん押忍!
あ、そうそう!
この"LIFE"リリースツアー、皆さん要チェックでお願いしますね!!!
"LIVE tour 2017"
アルバムタイトルが"LIFE"で
もうツアータイトルはこれにするしかなかった。
"LIVE"
わかりますよね?
これ、この言葉を最初に採用して使った人、まじ天才ですよね。最高だ。
ご覧の通り、すでに発表されてるこの対バン、激アツです。
どの公演も間違いない日になります。
というかします。
チケット絶賛発売中!
今が一番ベストなオレ達Northern19
みんな見逃し厳禁!
超絶よろしくーーー!!!
あ、そうそう、最後にもう一つ。
今回のアルバムタイトルは、実は最初
"LOVE"
にしたいなって一瞬思ったんですけど、
Age Factoryが少し前に同じタイトルのアルバムを出してたんで、一瞬でやめました。笑
(ちなみにこのAge Factoryの"LOVE"、最高のアルバムです)
で、こないだ彼らの地元奈良県に、彼らの企画『EGUMI』に呼んでもらい(最高の一日でした)、その時そのくだりをメンバーに話したら、
「オレ達はなんでこのタイトルにしたかっていうと、オレ達にとってこれは1枚目のフルアルバムなんですよ。だから凄くシンプルでそのまま伝わるタイトルにしたくて、最初は迷ったけど、だんだんこれが一番いいんじゃねぇかってなって、結果"LOVE"にしました。」
って言ってて。
片やそれこそ大事な気合いの入った1stフルアルバム。
片やそれこそ大事な気合いの入った6thフルアルバム。
に同じ名前を授けようとしていたこと。
それがなんか面白く、すごく嬉しくもなった。
そんなエピソードがありまして。
だから今回のアルバムタイトルは
ある意味別に"LOVE"でも構いません。
むしろ、そういう認識でも是非聴いてみてください。
"LIFE" "LOVE"
なんか兄弟とか、家族みたいなもんなんじゃないかと思うんですよこの2つの言葉の関係性は。同じじゃないけど、なくてはならない同じ部分を共有してるような。
Northern19からの"LOVE"が詰め込まれた
超絶よろしくお願いしますねー!
健太郎