2018年04月
春2018
w/ innocent / ALFRED / SPACE BOYS
池袋MANHOLE
3/31は自分達のホーム池袋MANHOLEの営業最終日でした。
来てくれた皆さん、本当にありがとう。
自分達の育った場所を最後、できるだけ沢山の人に見て、体感してもらいたかったから当日券は可能な限り出そうと思っていたんだけど、状況的に出せませんでした。
並んで待っててくれた皆さん、本当に申し訳ない。
それでも沢山の人が当日券のために来てくれていたみたいで嬉しかった。
自分はありがたい事に、5年半くらい前からスタッフとして池袋MANHOLEに在籍していました。
閉店(ビルの老朽化による)の話を聞いたのは一昨年の秋ぐらいだったかと思います。
聞いた瞬間、まず全く受け入れることができなかったんだけど、すぐに思ったのは「営業最終日は自分達にやらせて欲しい」といった事でした。
それからしばらくして最後の日が決まって、日程もおさえて、さてどんな1日にしようか。
みんな凄く悩みました。
その結果、活動休止したRUNNERS-Hi(初期メンバーで)を引っ張り出す事に決めました。
連絡し主旨を説明したら、快くOKしてくれました。
それからお互いのスケジュールを合わせ、皆忙しい中集まってくれて撮ったのがこの写真ね。
無茶言ってゴメンね。
池袋MANHOLEの最後、どうしても彼らとやりたかったから。
しかしみんなオッさんになったなぁ。笑
そしてついに、その日が来てしまいました。
RUNNERS-Hiと対バンっていうこともあって、凄く楽しみではありましたが、その日が来て欲しくもない、なんとも言えない気持ちで当日を迎えました。
正直この日なんか来なきゃいいのにって、何回も思いました。
自分発信できめたくせに。笑
いつもと変わらず入りして機材搬入して、リハーサルの準備して。
そしてまもなくRUNNERS-Hiが到着します。
凄く懐かしいあの感じ、なんか心地が良かった。
数年ぶりに見たRUNNERS-Hiでしたが、彼らが当時の初期メンバーで目の前で音を出してるってだけで自分はもう十分でした。
そして自分達の出番。
一音一音噛み締めながら、ライブしました。
そこには今までの池袋MANHOLEで見たこともない素晴らしい景色がありました。
Northern19で初めてライブした日のこと、お客さんなんて1人も呼べなかった頃のこと、初めてあそこでレコーディングしたこと、初めてあそこでMV撮影したこと、色々思い出しました。
沢山の仲間達に囲まれて、マンホールの最後にあそこで音を出せてる、こんな幸せな事はないよ。
おれたちNorthern19は、池袋MANHOLEで色んなことを教えてもらいました。
感謝してもしきれないくらい。
最後に自分達なりの恩返しが出来たんじゃないかなと思っています。
池袋のMANHOLEは終わってしまったけれど、浅草橋MANHOLEへ移転します。
また生れ変ります。
正確にはもうお店は動いてます。
場所は変わってしまったけど、変わらぬお付き合いは続くので、ぜひ皆さん生まれ変わったMANHOLEへ足を運んでみてください。
トイレは様式だし楽屋もあります。
これはMANHOLEユーザーからしたら革命が起きたレベルの話。笑
僕もまだ確認できていないんで、近々遊びにいこうと思ってます。
みんなの力で素晴らしいライブハウスに育てていけたら素敵じゃないかなぁなんて。
最後に
おれたちの自己満みたいな1日に付き合ってくれたお客さん、関係者の皆さん、うちらのワガママに答えてくれたRUNNERS-Hiのみんな、そして池袋MANHOLEの皆さん、本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願い致します!
photo by 半田安政 (showcase)
馬場