どうも、健太郎です!









もうすぐ、始まります!
"LIVE tour 2017"






初日5/19千葉LOOK(HEY-SMITHとの2マン、すでにSOLD OUT!ありがとう!)
を皮切りに全国ツアーがスタート







ワクワクが止まりません。
各地エグい、最高の対バンが待ち受けています。
どこの会場もフルスイングでライブします。LIVEします。一緒にLIVEしましょう。皆さんが一緒にライブしてくれたら、もっと見たことのない自分達も知らなかったような素晴らしいエネルギーを出せると思います。最高の夜になると思います。そうしたい。


どうかみんな見逃さないで。
今回のツアー、各地遊びに来てね!
















さて、そんなこんなで
早いもので"LIFE"発売からもうすぐ1ヶ月ですよ。


皆さん、聴いてくれてますか??








ツアー前というわけで、
ここで僕、笠原自らによる全曲解説でも簡単にやってみようかな〜と思いまして、書いてみまーす!






"LIFE"


1.AKASHIC RECORD
アルバムの冒頭を飾るにはどんな曲が相応しいだろう?と考えて作りました(これは毎作品めっちゃ考えます)。
最初はもうちょっと明るめな方向の曲として考えてたんですが全然出来なくて、哀愁系の方向に振ってみたら一気にしっくりきて完成しました。アルバムの楽しげなジャケから想像できるイメージとは少しかけ離れている様な一曲目でしょ?結果的にそれは良い意味でのギャップというか驚きがあると思って気に入っています。決して良いことばかりではない人生を暗示している感じ。
哀愁2ビート、ギターソロあり、転調あり、とてもNorthern19らしい一曲目だと思います。ツアーで披露するのがとても楽しみ。
AKASHIC RECORDというのは、、詳しくはwikiって調べてみてください。僕はこういう話が大好きなんです。そういうちょっとスケールの大きいような概念と、今自分が生きている時、全部一緒っていうイメージ。
基本的に歌詞に関してはどういう解釈をしてもらっても構わないです。むしろ歌詞の内容と全然違ってもいいから、自分なりのイメージを広げて曲を聴いてもらいたい、派です。
アウトロのカオスはまるで宇宙空間に放り出されて、だんだんブラックホールに吸い込まれて加速していくような、そんなイメージです。



2.BELIEVER

とてもシンプルな中に様々な要素が織り込まれている曲。どうやって思いついたのか、どうやって作ったのか、なぜか思い出せない曲(そういう曲って多々あります。)の一つです。納得いく曲がなかなかできなくて追い込まれていた時に出来たことは確か。。
歌詞に関しては、大好きな友達のことを考えながら書いた曲。当時、今後どうしたらいいんだろう的な話を一緒にしていたので。



3.WAKE UP

Aメロもサビも、なんとなーくアイディア自体はかなり昔からあったような、それをようやく形に出来た曲。
テンポ的には実は今までノーザンにあんまりなかったので、演奏していてとても新鮮なんです。
色んな要素がギュッと詰まった曲だと思います。歌詞に関しては、これも無意識でペンを走らせた系なので、自分でもぶっちゃけよくわからないような。笑。でもなんか核心つけてるかも、みたいな。とにかく他者と自分の違い、難しさ、絶望、それでもまだ諦めきれない人生、という感じです。



4.EARLY SUMMER RAIN

故郷の事、大切な人や場所の事、そういうものに対して、そういうものがまだ生きてる間に、続いている間に、そばにあるうちに、ちゃんと素直な愛を伝えておかなくちゃ。そしてこれからもよろしく。そんな気持ちを歌った曲。6月に発表した曲だから梅雨シーズンを意識した、かと思いきやそれとは関係なく、作曲してて最初からすぐ突然降り出したゲリラ豪雨っていうイメージが爽やかに浮かんだ曲。



5.PRIMAL

これは本当によく出来た曲だなぁ、と自分で自画自賛している曲の一つです。メロディの断片断片やアレンジの構想なんかはたしか昔からスタジオでトライしてたものの、うまく形にできなかったものがようやく完成した系の曲だと思います。ギターや作曲してる人には是非一度耳コピしてコードを追いながらメロディを口ずさんで欲しいです。ホントよくできた曲です。笑。
歌詞に関しては、これも特に深い意味はないっちゃないです。笑
でも心の中には、健さんのあの曲があったような気がするし、あとは僕の大好きなTHE YELLOW MONKEYが再始動して新曲を発表したタイミングだったんです。その曲をラジオで聴いたりとか、そういうリアルタイムな経験がそのまま歌詞になっています。



6.MY DAWNING

この曲は勢いと衝動がテーマ。だけどそれをテーマに曲を作ろう、という気持ちで作ったので、だからか逆に細々したところで苦労して作った覚えがあります。笑
ギターに関してはギターをほとんど重ねてない、余計なものを極力排したシンプルなアプローチ。こういうのが昔は苦手というか怖かった(色んな音を入れたくなっちゃう、いわゆる"隙間恐怖症"というやつ)んですが、逆に最近はどんどんこういうアプローチをしたくなってきました。その方が場合によっては結果ダイナミックでカッコ良いということをようやく身にしみてわかってきました。大人になりました。



7.GREEN

NEVER ENDING STORY(3rd"SMILE"収録)の登場人物達のその後、大人になった彼らがまたあの想い出の海に行く、というテーマで歌詞を書きました。
サビのメロディ、そして曲のテンポ感に、そこはかとなく懐かしさ、90年代のJ ROCKな感じっていうのかな、、なんかそんな感じがあるな〜と思ったので、演奏もなるべくシンプルでストレートに、どこか懐かしさを感じれるようなものを意識して自分なりにやってみました。アウトロは、僕の大好きなユニコーンの夏の名曲"自転車泥棒"の感じを意識してみました。



8.PHOTOGRAPH

ショートチューン。この曲のメロディが気に入ってて、もうこれ推しのシンプルなショートチューンにしてしまおうということで、サクッと完成した曲。アコギから入って、こんな優しげな曲調なのに、最後は怒涛のブラストビート、そしてちょいズッコケな終わりかた。凄い気に入ってます。
卒アルとか、当時の恋人や友達との若気の至りみたいな写真を久々に発見して見て、苦笑いしながらもホッコリ、みたいなイメージの歌詞です。



9.MY SWEETEST ONE

当時話題になった、アイドルの方が熱烈なファンに襲撃された事件。そこから自分なりに頭の中でイメージを広げて歌詞を書きました。
シンプルなメロディックパンクという感じですが、アコギの使い方が凄いいい感じの雰囲気で録れてとても気に入ってます。あと全編に渡り馬場くんの怒涛のドラミングがぶち込まれて最高です。



10.CYNICAL

なかなか他にはない独特な哀愁と雰囲気を持った曲になっているんじゃないかと気に入ってます。アレンジやギターのアプローチに関しても色んな要素が入っているので聴きどころ満載といった感じ。
歌詞に関しては、色んな人達のライブとかを色んな場所で見たりした時に、これってこれでいいのかな…?とか自分なりに感じたことなどをミックスして書いた感じです。



11.CLARITY

今作の中で一番最初に出来た曲です。アレンジに関しては確か二転三転して苦労した覚えがありますが、とにかくふんわりとした、優しいイメージにしたかったのを覚えています。歌い出しが長めのアカペラというのも斬新な挑戦です。
歌詞は、ある意味このアルバムの核に近いものになっているように思います。



12.SLEEP

この曲も独特な趣を持った曲で、とても気に入っています。この曲もNorthern19が持っている今までも披露してきたアプローチの、ある意味王道なんだけれど、そこに新しいアプローチをぶち込めたと思います。
歌詞に関しては、秋の夜長、不眠症気味な主人公が、今夜も君が眠りに着くまで隣で見つめててあげるよ、というちょっとキモいというか怖いというか、決してあま〜いラブソングではない歪な仕上りです。



13.CALL MY NAME

テーマは哀愁です。喪失感と抑えがたい感情の溢れ。
これもとてもNorthern19らしい一曲です。と同時に、他にはない自分たちにしか成し得なかったものの提示の一つ、という気がしています。
曲中に何度も転調、ギターのアプローチ、ギターソロ、聴きどころ満載です。



14.YOU&ME SONG

レコーディング中に仕上げたアコースティックソング。メロディと歌詞も短時間にすぐに作りました。
歌詞に関しては、僕個人の事と気持ちを素直に書きました。



15.BEAUTIFUL NAME

聴いてもらえれば分かる通り、思いっきりバラード、クリスマスソングです。
初めは僕が個人的に作っていた曲で、Northern19でやるにはちょっと違うかなぁと思っていたんですが、逆に今の自分たちならできる、やってみたいなぁと思って完成させた曲です。
とはいえこの曲調、テンポ感は初めてのアプローチだったので、レコーディングの際にはとても苦労しました。けどその甲斐あってめちゃくちゃいい仕上がりになりました。
ギターソロはファズをかましてほぼノープランの即興で弾きました。クリスマスシーズンの街をやさぐれて酔いどれた男が独り千鳥足でフラフラと彷徨うイメージです。歌詞に関してもそんな感じ。自分は今寂しいけど、それで全然構わないから、誰かの幸せを今夜は願うんだよ、という歌です。



16.NOW IS FOREVER

メンバー全員ほぼ一致で、ラストに持ってくるならこの曲と感じてた曲です。
この曲もどうやってメロディが浮かんできたのか、どうやってアレンジしたのか、なぜかほとんど記憶がない曲です。笑
とにかくメロディが良くて、普遍性を感じるものになってます。
歌とギターの弾き語りに始まり、途中三拍子になり、また戻り、最後は上り詰めて、また弾き語りで終わる。シンプルだけどドラマティックな曲です。
歌詞に関してはラブソングですかね。今は永遠、そんなわけないんですけど、そう信じていたい、今だけは信じていて欲しい、そういう純粋な気持ちを歌っています。













さぁ!全曲簡単ですが解説してみました。

とにかく、全曲マジで気に入っているし、最高のアルバムだと自負しています。いつでも、いつまでも、何度だって聴いていてもらいたい。自分の解釈で、自分のものにしてください。それが一番嬉しいし、自分達が、曲達が望んでいることです。








皆さん"LIFE"をもっと聴きこんでいただいて、もし気に入ったならば周りの人にも教えてオススメしてあげてください。


そして"LIVE"に遊びに来てください。
自分達の真骨頂、それがライブです。
よろしくー!!!





ツアーで皆さんにお会いできるのを楽しみにしてます!!!











健太郎